左側を歩きたい女(私)。
仕事帰り、職場の後輩くん(26歳)と一緒になった。
全然気を遣わなくていい、イイヤツだ。
見た目もムーミンみたいで愛嬌がある。
私はバス停に向かってて、彼はパチンコ店に向かって歩く。
くっだらない話をしながら歩く。
ふと、歩きながら「話づらいな」と気付いた。
そうだ、そうなんだ!
私は彼の右側を歩いていた。
私は並んで歩く時、どうやら左側に立つのが安心(?)するみたい。
例えば、手を繋ぐとすると、右手を差し出す感じ。
途中で場所(位置)を代わってもらってもよかったんだけど、そんな長い距離ではなかったし、我慢した。
こっち(私)の都合なのになんか「気の利かないオトコだなっ!」と、憤慨してみたり。
私って、意外とメンドクサイ女よね。