ほたるのひかり

〜 日々のあれこれ 〜

本の家の人の話。

新聞の読者投稿で、たまに泣く(泣かされる)私。


そのコーナーに投稿できるのは何か決まりがあるのかわからないけど、女性限定で年配の方の記事が多い。


今回の記事は80歳の奥さま。


4年前にご主人を亡くされ、残された膨大な数の本を片付けたい~と綴られている。


でもどれも思い出が詰まってて、結局捨てられない。


書きかけのノート、便せん、メモ、日記、、、


段ボールの手紙も親しかった人の名前が記されていて、捨てられない。と。



最後に


「本の詰まった家が自慢だった主人である。その主人が自慢だった私である。何一つ、捨てられない」と。


なんだろ。


素敵だなぁ~って思った。


読んでてポタポタ涙がこぼれた。


こおゆう『夫婦愛』みたいな物語にめっぽう弱い私。


すごく(すぐ)感動してしまう。


なんでだろ。


自分(達)も、こうありたい、と思っているからかな。


思っているけど、そうならないかも、と思っているからかな。


「自慢の夫です」


そうなりたいな♪