ほたるのひかり

〜 日々のあれこれ 〜

捨てられないものを確認するのが断捨離。

先日読んだ新聞記事(読者投稿)で思わず泣いてしまった。


やっぱり涙腺が緩んできているのかな。


それは70代女性の投稿。


8年間の闘病生活(乳がん)の末、12年前に亡くなった娘さんからの書き置きを、捨てられずずっと持っている。という内容だった。



「本当に長い間ありがとう。親孝行もできなくて、孫の顔も見せられなくてごめんなさい」


から始まって、感謝の言葉か綴られていて、、、


「今やっと痛みもなく、自由になれるのだから悲しまないでくださいね。お母さんもこれからは自分の時間を楽しんでね。空からいつも応援しています」



旅立つちょうど1年前の日付で書かれていたという書き置き。



母親の立場から、娘の立場から、両方の気持ちを考えると、こんな私でも涙が出てくる。



もし自分の死期(余命?)がわかったら、私はこんなふうに残される人のことを考えられるだろうか、、、




最後に「捨てられない物を確認するのが『断捨離』なのかもしれない。「これだけは間違っても」といつも思う」と書いてあった。



断捨離できないもの、、、


それが多いほうが幸せなのかなって思った。